連珠(五目並べ)を楽しもう!
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ごならべ、五子、五子棋
五丁、五目、五目並べ

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「ごならべ」が、今や"RENJU"となって世界のゲームになりました。
子供の頃、貴方も楽しんだのでは?
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連珠文化の研究

連珠および盤上ゲーム、棋具などの歴史や、研究、論文・論評などを集めました。

●聯珠道から観た将棋道/第三世名人・高木楽山 

1950年4月発行の「近代将棋創刊号」の復刻版より

読みやすいように改行、マークなど変更・追加してあります。

近代将棋2006年2月号に1950年4月発行の「近代将棋創刊号」の復刻版が付録にあり
次の連珠第三世名人高木楽山の寄稿文がありました。

時間制に関する感想があります。
「高木名人のプロフィル」のN記者とは、現在の近代将棋社会長の永井永明氏だと思います。

近代将棋社・吉野様より特別な御配慮で許可をいただき転載致します。
入力/広報委員長・小俣光夫

----------------------「近代将棋創刊号」28ページ------------------------

聯珠道から観た将棋道
                            連珠第三世名人 高木楽山

 新進気鋭のA級B級の棋士に不世出の木村名人を擁した今日の将棋道こそは、空前であり
絶後であろうとさ想える盛況で、まさに黄金時代だといえるでしょう。
 恬淡として世代制の名人位から退き後進に途を開かれた故関根名人も、さだめし地下で喜ん
でいられることでしょう。
 筆者の若い頃の明治時代には、八段以上は小野五平名人に、関根八段(後の名人)と
井上義雄八段(連珠八段ともいう)の三人という淋しい(?)東都の将棋会で、当時を回顧
致しますれば、将棋道万々歳といえましょう。

 当時本所故箕太七郎六段が健在で、どこかの新聞手合で、先番第一着手の角道の歩を突く
のに三十分を費やしたと評判でありましたが、筆者は深く感じ、自分もその位手数の読める
ようになりたいと思ったことがあります。
 その後幾年かたって筆者が五段の時、後手番で白の第一着手を一時間20分考えて観戦者を
驚かしたことがありましたが、それでどうやら一人前の連珠家になれたように思いました。

 勿論、当時は将棋道にも、また連珠道にも時間制限はありませんでしたので、現今とは違っ
たものがありましょうが、当時の気持ちは、分かって下さる方もあろうかと思います。

 さて時間制限の問題ですが、これは制限する以上できる限り短くするのが至当だと思いますが、
これは基準とすべきものがないので、何時間にすべきか、極めて難しい問題だと思います。

 現行時間制限の基準となっているものは、棋士の生計的と衛生的に問題が主となっているかの
ように思います。が、それが一応もっとものようであってそこにいささか無理があるのでしょう?

 段や級を定める場合、何段にどういう手合だから、何段にどうだから、という上段、上級者との
手合割りより平素の成績だやや確実性が得られますが、現行の時間制限には、そうした基準になる
ものが織り込まれていないように思われます。

 もちろん、最も短時間で最も多くの変化手数を読み打上げ、消費時間の最も少ないのが、
最優秀、最強者となることに依存はありませんが、しからばその時間は何を基準として算出すべき
が理想的かといえば、初段と五段と最高位の名人との盤上変化を読む数に於いて、その多少の
差異を認められるはずだから、それによって算出するのが理想的だと思われます。

 要するに、変化を最も多く読む最高者の必要とする時間から割り出して持時間をきめれば、
変化を読む平均時間は最も少ないものとなります。だから、それが段や級と同じ意味のやや確実の
ものとなるはずでしょう。

 経済的に考えて、一局幾万円かの手合料に彼の短い持ち時間で片づけるのは、あるいは
不当利得(?)だとも思えます。また衛生的に棋士の健康方面から考えても、私は盤上の修養
による精神力が一切を解決するものと信じますから、たとえ対局が夜を徹すること一、二昼夜に
及びましょうとも、何ら苦痛でないはずで、むしろそうした場合こそ『三昧の境地』であり、
この道の『醍醐味』を満喫できる時なのです。平素の対局時間はともかくとして、
何かの意味ある対局や、重大な手合に於いて、余す所少く、分秒に追はれて好手、妙手の応接を
欠くといような遺憾なことの無いように、悠々と対局のできるような特別規定が出来たならば……
などと思っています。

 尺余る盤上、即ち精神鍛錬の道場なり…と言っているわれわれは、たまに[制限時間]の無い
対局を、のびのびとやって見度いとは思いませんか?

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高木名人のプロフィル          N記者

 焼け跡をふきすさむ二月の風は特につめたい。高木連珠名人のお宅は早稲田のの焼け跡の真只中、
記者が訪れると心良くふとんをすすめられ、昔の将棋界のことなど話される。
 現在の棋士のことなら少しは分かる記者だが高木先生のお話はとても古くて歯がたたない。
 溝呂木さんとか土井さんが、五段の頃、お互いに君は将棋、僕は連珠の名人になろうとはげましあったとか。
 ちょっと上を見上げると写真がかけてある。
「この焼跡を天皇陛下が視察され、このバラックに立ち寄られた時の記念写真です」
といわれる、高木先生は当時の無量の感激を回想されるかのようであった。

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