連珠(五目並べ)を楽しもう!
 社団法人・日本連珠社
 広報委員会
 委員長・小俣光夫
連珠(五目並べ)を楽しもう!

「ごならべ」が、今や"RENJU"となって世界のゲームになりました。
子供の頃、貴方も楽しんだのでは?
この、日本発祥のすてきな盤上競技を
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日本はもはや連珠の中心ではない

筆者:河村典彦(かわむらのりひこ)日本連珠社理事、RIF副会長


2009年8月、第11回連珠世界選手権がチェコにおいて開催された。
2年に
1度ある世界戦だが、今年の目玉は何と言っても第1回、第2回大会を連覇した中村九段が出場したことである。ここ10年、世界一から遠ざかっている日本としては、エースを投入して世界一を奪還するはずであった。

 しかし、結果はロシアのスシュコフが優勝、中村九段は4位に終わった。

「中村負ける」の衝撃

中村九段と言えば、16歳で名人に就いてから以降22期にわたって名人位を保持し、世界戦も2回連続優勝と、まさに日本が誇るエースである。日本の名人戦には最近出場しておらず引退状態であるが、最近の日本選手のあまりのふがいなさに自らを奮い立たせ、第2回以来の世界戦出場を決意したのであった。私自身、中村九段の優勝確率は80%と見ていた。年齢(49歳)から来る衰えも多少はあるだろうが、その技術は序盤、中盤、終盤のどこを取っても未だに他を凌駕している。多少危ない場面はあるだろうが、最後はきっちり優勝してくれると誰もがそう思っていたはずだ。
しかし、2局目でチェコの選手にまさかの負け。過去2回、満局(引き分け)はあったものの、一度も負けたことがない中村九段に初めて土がついたのである。日本からネットで結果を見た私は、まさに衝撃を受けた。神様が人間になった瞬間でもあった。

その後、巻き返して勝ちを重ね、優勝したスシュコフに土をつけ、いよいよ逆転で優勝か!と思われた次の回戦で前
回優勝した中国の選手にまた敗れてしまう。これでもう優勝のチャンスは無くなった。最終局もこらえきれずに敗戦、結局
4位に終わったのである。

・日本はもう勝てないのか?

 中村九段と共に出場した若手の岡部八段も、シード権を逃す8位に終わり、日本人選手は総崩れ状態となった。
技術的には決して日本選手が劣っているとは思わない。しかし、序盤での研究は中国を始めとする外国勢の方が上であることは認めざるを得ない状況である。これは、日本ではあまり組織だった研究をしていないことが大きい。どちらかと言えば、各自の研究は「マル秘」であり、大きな大会用に取っておくのが古くからの日本選手のやり方である。しかし、諸外国はネットをうまく使って研究をデータベース化している。また、連珠人口が多いという利点を生かし、中国などは日本で使われた作戦をすぐに取り入れて研究を尽くしている。日本においては、連珠を取り囲む環境の遅れが研究の遅れ、ひいては勝てない原因ともなっている。

 しかし、本来持っているポテンシャルは、連珠発祥の地、日本が上回っていると思う。ポテンシャルで言えば、中村九段はまだまだNo.1だと思われるが、ポテンシャルだけでは勝てなくなってきているのも事実である。日本が今後、諸外国並みに組織力を生かした連珠に取り組めば、比較的早く追い越せると思っている。

・まずは来年のチーム世界戦

 日本がNo.1という神話はもう通用しなくなったが、チーム戦でいわゆるドリームチームを擁すればまだ勝てると信じられている。幸いにも来年は日本で初めてのチーム戦が開催される。
 これまで日本は強いチームを編成できなかったが、今度はようやく名人経験者のチームを構成できそうである。これで日本は復権をかけて背水の陣で戦うことになる。まずは日本はチーム戦に全力をかけ、その後また世界戦に復活をかけることになるだろう。


筆者:河村典彦(かわむらのりひこ)日本連珠社理事、RIF(連珠国際連盟)副会長



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